共働き夫婦のへそくり

最近では共働きの夫婦は特に珍しいことではなくなりました。
独身時代からそれぞれの預金口座もあるでしょうし、
共働きの夫婦のへそくりの事情は、一体どうなっているでしょうか。
マーケティング会社が行ったインターネットリサーチの資料を元に考えてみます。

【パートナーの収入を把握しているか】

「正しく把握している」と回答したのは、夫31.5%、妻59.1%でした。
残りは「なんとなく把握している」と「把握していない」という結果です。
ほとんどの共働き夫婦は、相手の収入を把握していないことが浮き彫りになりました。

また、パートナーへ「自身の給料額を申告していない」という夫が16.8%、妻が28.8%という結果から、
共働き夫婦の場合、お互いが一定額を家庭に入れて、残りは自分の自由に使うという形が増えていると考えられます。
では、自由に使えるお金の中から、どのくらいへそくりとして貯めているのでしょうか。

【共働き夫婦のへそくり】

ヘソクリをしているかとの質問の結果、「ヘソクリはある」と答えた夫は34.0%、妻は47.1%でした。
共働き夫婦の妻のほぼ二人に一人はへそくりをしていることがわかりました。
お互いの収入を正しく把握していない、申告していない夫婦は、へそくりを貯めているようです。

金額ではどのようになっているでしょうか。
へそくりをしていると回答した人のうち、50万円以上のへそくりを貯めていると回答した人は、夫36.9%妻52.1%でした。
半数以上の妻は50万円以上のへそくりがあり、中には数千万単位の人もいるという結果です。

働いている妻の方が収入が多い場合もあるでしょうし、ボーナスは全てへそくりにする妻も多いと考えられます。
夫の場合、へそくりが貯まりにくいのは、自分の趣味や楽しみに使ってしまうことも考えられます。
次に、どのような目的でへそくりを貯めているのか調べてみましょう。

【へそくりの使い道】

「自分の為に使う」と回答した人が、夫婦ともに第1位でした。
内訳を見ると、夫67.0%、妻41.6%でした。

妻の場合、長いスパンで将来を考え、へそくりを貯めている人が多く、
夫は、自分の趣味や楽しみのためにへそくりをしている人が多いという調査結果でした。
つまり、妻の方がより現実的に将来の設計を立てていて、
夫は、貯めたら好きなことに使うので、へそくりが大きな金額に貯まりにくいことが伺えます。

独身時代の延長線上にお金への価値観を持っているため、
夫婦であっても、別々の金融口座をそれぞれが持ち、運用している背景も考えられます。